1つのパッケージを完成させるためには、お客様には様々なことを決めていただく必要があります。印刷業界には、専門的な用語が多くありますので、お決めいただく際、戸惑ってしまわれることがあるかもしれません。
是非こちらを参考にしてくださいませ。
表面加工とは、紙を印刷したその上に、ニスや光沢剤、
フィルムなどで加工を施して、印刷物自体の性能を上げることができる工程です。
機能面では、印刷物が擦れてしまったり、印刷物のインキが他の印刷物にうつって汚れてしまったりすることを防ぎます。
また、印刷物に抗菌効果や紫外線耐性を付けることも、紙の強度を上げることもできます。
デザイン面では、つや出しや、マット感を出すなどの加工を施すことで、その印刷物自体の個性を高め、お客様の目にとまり、また手にとっていただきやすくなる効果が期待できます。
ホログラムでキラキラさせたり、印刷物に圧をかけ凹凸を付けることもできます。
1つ目は、グロスニスなどに代表される、紙の上にニスを塗ることで表面加工する方法です。ニスと言ってもその種類は様々で、弊社でも数種類取り扱っております。他の加工方法に比べ比較的安価で、多くの印刷物に使われております。
2つ目は、プレスコートなどに代表される、紙に光沢剤を塗ったあと、金属板やフィルムを転写することで表面加工をする方法です。様々な柄でホログラム加工をすることもでき、他の印刷物と差をつけることができます。
3つ目は、ラミネート加工に代表される、紙にフィルムを貼ることで表面加工をする方法です。優れた光沢を出すことができ、さらに強度を増すことができます。フィルムの種類によって、耐水性など様々な性能をつけることができます。
また、主にパッケージの表面加工で使用される、ビニール引きという表面加工方法もあります。こちらも、耐油性や耐水性など様々な性能をつけることができます。
その他、印刷物に圧をかけて凹凸を表現するエンボス加工や、メタリック表現ができる箔押し加工など、様々な加工方法があります。
お客様のご要望に合わせて、弊社スタッフが誠心誠意、ご提案をさせていただきます。
是非、お気軽にお問い合わせくださいませ。